技術者魂が浮かばれない。

電気自動車や、低速走行時のハイブリッド自動車は、エンジン音がしない。

「近づいてくるのが分からないじゃないか。危ないじゃないか」という意見が多い。
そのため、擬似的なエンジン音のようなものを発することを義務化する動きだ。

騒音が減って喜ばれるはずの技術革新が招いた悲劇。
冗談のような世論の動きとしてよく揶揄されるが、私は本気で嫌悪感を感じている。
考えてみれば、自動車はエンジン音がするはずだという先入観が原因ではないか。

安全と騒音をとるなら、安全を優先することは理解できる。
だがしかし、「音がしないなら音をさせればいいじゃない」では対応が甘すぎる。
パンの代わりにケーキでは食事にならないのだ。甘すぎる。

ほとんどの場合いつUSBメモリをPCから外しても大丈夫なようにOSを改善。
 ↓
ユーザーの安心感のために「安全なハードウエアの取り外し」をなくさない対応。

Windowsが安定して動作すると、仕事の遅れをアプリケーションエラーのせいにできない。
 ↓
「あえて」そろそろ保存しなきゃなというタイミングで異常終了する対応。

最近ケータイが軽すぎて持ったときにびっくりする。
 ↓
ケータイにストラップをたくさん付けて重くすることで対応。

ハイビジョン対応カメラで撮ったらシワが目立っちゃう。
 ↓
壊れかけのキャメラで撮影で対応。

映画館で映画を見たら迫力がありすぎて手に汗を握った。
 ↓
どうせ握るなら、あの子の手が良かった。

なんか最後の例えは少しだけ違う気もしなくはないが、言いたいことは2つ。

 技術の革新は人を幸せにしない。
 技術者の確信も人を幸せにしない。
 どうせ握るなら、あの子の手が良かった。

思い込みをなくすことは出来ない。
ただ、思い込みで起こった事故を、人のせいにするのはやめようよ。
そんな思いを込めて書きました。
どうせ握るなら、あの子の手が良かった。
そんな思いも込めて書きました。

追伸。

ノイズが多い文章なのは、恋をしているから。
乙女だから。
乙女なの。
見た目はオッサンで中身もオッサンだけど乙女なの。
あと、変じゃなくて恋なの。変態言うな。
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システムテスト報告書。


【報告】ドラえもんのシステムテスト結果について。

時下ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。平素は格別のお引立に預かり厚く御礼申しあげます。
さて、先日ご注文を頂いておりました、ドラえもんのシステムテスト結果につきまして、下記の様に
ご報告を申し上げます。

 1:日本語を喋ること。語尾に「〜だっちゃ」「〜ナリ」「どっきゅん」などを付けて、意匠に関わる懸案事項を抱えていないこと。
    → OK。ただし、ごく初期のテレビアニメにおいて「〜なのら」を付けていたとの未確認情報があり。再現せず。

 2:四次元ポケットへのヒューマンインタフェースとして機能すること。バッファオーバーフロー警告のために、ガラクタを入れておくこと。
    → OK。ただし、冷徹なロボットであるため、慌てるということは運用上有り得ないと判断する。

 3:21世紀のツンデレブームと、妹ブームを見越し、量産型の後継機種を「妹」と呼称すること。
    → OK。ただし、技術革新によるスペックの差を人間に納得させうる言動を取れるかは不明。

 4:使用者に対し劣等感を抱かせないこと。
    → OK。物理的に「じゃんけん」に弱く設計してある。

 5:脆弱性や不具合が発見されたときには、使用者の利便性を損なうことなくアップデートを行えること。
    → OK。アップデート時には再起動を必要とするが、使用者に意識させぬよう、夜間に周囲が暗くなるとフスマを閉めてから行う。

統括。
IT業界で実際に行われるテストでは、テスト結果の判断をテスト担当者にすべて委ねるという、改善の余地しかないテストが横行しているため、こんなテストを書いちゃだめだよという例えを書き始めたらこうなってしまったことをお詫びして訂正申し上げます。
いや、ほんとにあるんだって「正常に動作すること」みたいな試験。どうやって確認するのよそれ。だいたい仕様書を受け取った記憶がないっていってるそばからなんですかそのペンライトみたいなものはえ?この先をよく見てろ?うわまぶしっ!

ご多忙の折、誠に恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

中華料理とIT技術者。

「すみません、ラーメンとご飯をお願いします」
「お客さん、すみません。今日はご飯を切らしちゃいまして。あ、でも、チャーハンなら出来ます」

実話だ。

てっきり、ご飯を中華鍋の上であれこれすることで、チャーハンが出来上がるのだと思っていたが、どうやらそうではないらしい。
大人の事情が透けて見える。

しかしここで、件の中華料理屋を責めてはいけない。
似たような、いやそれ以上に論理が破綻した状況というのは、我々の周囲にいくらでもある。

「単体試験は終わってませんが、結合試験は完了してます」
「設計書はありませんが、製造中です」
「仕様書はあとから出ますから、リリースしてください」
「サブシステム間のインタフェース仕様は、想定で設計してください」
「テストよりもリリースを優先して、運用でカバーするから」

全て聞いた事がある。
さらにはいくつかは言った事がある。そうだな5つぐらいあるかな。

文末だが、事実を述べておく。
件の中華料理屋は、地域最速で閉店した。
つまりそういうことだ。

「え?不具合管理表は後から書くからとにかく直せ?いや、でも、それは・・・あ、ラーメンおごって頂けるんですか。仕方ないなあ、チャーハン付けてくださいよね。ちゃんとご飯から作るやつ。注文したら厨房の奥から電子レンジの音がしないやつ」

ソフトの親切設計。

「このファイルには変更があります。保存してから終了しますか?」

ウインドウを閉じようとした時に表示される、この類いのメッセージ。
とても親切だと思う。

仮に、こうだったらと思う。
「操作に従ってウインドウを閉じましたが、先ほどのファイルを保存したのは47分前でしたね」

機械がユーザーの言う事をそのまま鵜呑みにしてはいけない典型ではなかろうか。

しかし。
しかしである。
所詮、機械と人間。分かり合える部分の方が少ない。
特に2次元への恋心はそうだ。
こちらがどれだけ想ったとしても、彼女達に取っては1bitのフラグでしかない。所詮は全てプログラムされた微笑みであり愛情。ああ、それなのに。

話がそれた。

あなたも経験があると思うが、なんら変更をしていないにも関わらず「保存してから終了しますか?」が表示される事がある。
人間にとっては変更がなくても、機械にとっては変更があるのだ。
あなたにとってはささいな事だったかもしれない。でも私にとっては大きな事だったの。
わたしにはスタートでも〜あなたにはゴールだったぁ〜。

音程がそれた。

全く変更したつもりがないのに、変更したと言われた、あの不安感。
自分は何か手を加えてしまったのか。それとも何らかのマクロが動いたのか。いやいやソフトの不具合。まさか前回消したファイルの怨念がおんねん。

ああ、日付が変わっただけか。なるほどね。自動的に今日の日付に更新されるのか。すごいなあ。えーっと、自動的に今日に合わせてるマクロはどこだ。これを解除して、手動で入力して、保存と。
仕方ないだろ!昨日までの書類なんだから!!
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